東北古典彫刻修復研究所
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応急修理

応急修理とは

 経済的状況や時間的制約などから、全ての損傷を処置できない場合があります。
 
 そこで、応急修理という方法をご検討してはいかがでしょうか。これは、処置すべき損傷箇所を限定して目的を集約化し、作業内容を絞り込んで行う修理方法です。
 例えば、損傷が10ヶ所あるとして、特に今後保存に関係する重要な1か所のみに集中して処置を行うというような考え方です。
 
 あくまで応急的な処置となりますが、当面の保存に耐えうるものであり、期間、費用、人員を抑えることができます。

修理前 
(風袋の一部が欠失)
修理後 
(欠失箇所を新補)
台座
(構造補強)

応急修理までの流れ

①連絡
 ・問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください
 ・尊名や大きさ、目立つ損傷などをご質問させていただきます

②修理前調査
 ・現地にてスタッフが現状の状態を調査いたします

③調査結果の報告、修理方針の決定
 ・依頼者様のご要望と調査結果をもとに修理方針を決定します

④見積提示

⑤応急修理事業開始

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